1966-05-11 第51回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号
第三六七号) 失業対策労務者の賃金改善に関する陳情書 (第三六八号) 社会福祉制度改善に関する陳情書 (第三六九号) 社会保障制度改善等に関する陳情書 (第三七〇号) 血清肝炎患者救済に関する陳情書 (第三七一号) 療養所の設備改善等に関する陳情書 (第三七二号) 駐留軍関係従業員の雇用安定等に関する陳情書 (第三七 三号) 戦争犠牲者救済に関する陳情書 (第三七四号) 尾瀬原地域
第三六七号) 失業対策労務者の賃金改善に関する陳情書 (第三六八号) 社会福祉制度改善に関する陳情書 (第三六九号) 社会保障制度改善等に関する陳情書 (第三七〇号) 血清肝炎患者救済に関する陳情書 (第三七一号) 療養所の設備改善等に関する陳情書 (第三七二号) 駐留軍関係従業員の雇用安定等に関する陳情書 (第三七 三号) 戦争犠牲者救済に関する陳情書 (第三七四号) 尾瀬原地域
○藤関参考人 尾瀬原を中心といたしました発電計画につきましては、私どもは只見川の上流の水は本流沿いに利用するのが一番いいのではなかろうかと考えまして、現在できております奥只見のさらに上流に尾瀬原から水を引っぱって参りまして、尾瀬という発電所を一カ所つくりまして、その下にさらに大津岐という発電所をつくる。
すなわち只見川は豊富な流量に加えて、地形地質ともに水力発電に適しており、標高千四百メートルにある尾瀬原貯水池以下の落差を余すところなく利用することによって、その包蔵水力は全国の約一割百九十二万キロワットに及ぶ本邦最大の水力包蔵河川であります。
全体開発計画は、只見川本流沿いの開発を根幹とし、尾瀬原、奥只見、田子倉及び内川に有効貯水量合計十三億七千万立方メートルの大貯水池を作り、本流沿いに新設発電所十一カ地点、増設発電所十カ地点を開発、百六十三万二千キロワットの増加出力を得るとともに、信濃川流域に対し、奥只見貯水池より年間約七千三百万立方メートルの水を直径二・四メートル、亘長六キロのトンネルと一万一千キロワットの分水発年所を通じて黒又川に分水
只見川はその豊富なる流量に加え、地形、地質ともに水力開発に適し、標高千四百メートルにもる尾瀬原貯水池以下の落差を余すところなく利用することにより、その包蔵水力は全国の約一割、百九十万キロワツトに及ぶ本邦唯一無二の水力包蔵河川であります。
○政府委員(佐々木義武君) O・C・Iの案についてでございますが、O・C・Iの案を検討する際には、いろいろの案がございまして、例えば一番最上位にあります尾瀬原から利根川に水を流す案とか、或いは当時新潟県で持つておりましたが、奥只見、田子倉両方から分流するというような案であつたかと思いますが、実は田子倉から分流する、或いは本流沿いに今の案のように開発するとか、或いは日窒研究所のように非常にもつともつと
それからあの当時田子倉案とか、尾瀬原から利根に流す案とか、あるいは滝を大きく開発して、そこで開発する案とか、あるいは本流沿いに開発する案とか、いろいろ六つか七つ案がございまして、そうしてどれが一番いいのかということはなかなか判断つかない状況でございましたので、OCIに委託して、そうして調査あるいは結論をお願いしたのは御承知の通りかと思います。
ただ将来の問題といたしましては、例えば尾瀬原等いろいろございますので、これに書ましては電源開発の見地と文化財保護の見地とお互いに支障のないような点で開発の途を開くように双方とも努力しなければならんと、こういうように考えております。
全体といたしましては非常にむずかしい問題は少いのでありまして、史跡、名勝、天然記念物千六百件ございますが、そのうちで特に只今非常に面倒になつておりますのは先ほど御説明の尾瀬原その他一、二件でございまして極めて件数といたしましては僅かな件数でございます。併しながら問題は重要でありますので、私ども非常に慎重にいたしております。
やはり本名、上田といえども大きな上の只見川のダム、あるいは尾瀬原以降の大きな水力と連絡があります。やはりこの宮下以上の開発は、東京電力が権利を持つている云々に関係なく、おもに東北電力の旧来の調査員が継続して調査しておつたのであります。
例えば尾瀬原にはどれくらい雪が降つて、雪融けの水がどのくらいの量があるか。田子倉にはどのくらい、或いは内川、それぞれの地域別にして水の量を一つ調べた資料があつたら出して頂きたいと思います。
田子倉上流とは前沢地点最大出力十二万キロワツト、奥只見地点最大出力三十六万キロワツト、大津岐地点最大出力五万五千キロワツト、尾瀬原地点最大出力十五万七千キロワツトが残されているわけであります。なおこの際お断りしておきますが、これらの計画数字は一応東北電力提出の資料によつておりますが、のちに申上げます。
この図表でだんだん下のほうを御覧願いますと、一番下に尾瀬原という所がございますが、このすぐ右に小さく県境に丸くなつておりますのが尾瀬沼でございます。この尾瀬沼が只見川の水源地になつております。結局尾瀬沼から尾瀬原を通つて北上し、中流部でやや東にそれまして、若松の附近から西のほうへ曲りまして、この曲つたところで猪苗代湖から出ます日橋川と合流しまして、新潟のすぐ北のところで日本海へ流れております。
○説明員(市浦繁君) これは大分前から東京電燈におきまして、昔からそういう計画がありまして、この問題につきましても、この資料として出してありますOCIのほうへ、これについては尾瀬原のダムが将来高くでき、これは地質関係の問題がありまして今すぐこれを高くするということは、非常にむずかしいという意見は出ておりますが、取敢えず四十メートルぐらいのダムを造りまして水を貯めて見る、それでここにあります開発をするのですが
先ほど久保田さんが言つた尾瀬原のいろいろの天然植物とか何とかいろいろなことがありましたけれども、これは旧自発時代に片づいておるはずでございます。あの尾瀬原の問題は、貯水池にしてもよろしい。但しあの上の方に尾瀬沼がございます。尾瀬沼と尾瀬原とは同じような性質がございまして、しかもその間には尾瀬原にあるようなものが大体存置しておるというので、その問題は片づいております。
それから一番上の尾瀬原のところに大きなダムを作つて、利根川の水も一部あすこに汲み上げて、そうして湯水期に流す、そういうふうな構想による考え方。それからもう一ついわゆる野口研究所で発表しております非常に雄大なあの地域の開発計画というようなものがいろいろ出ておるのであります。
これは先般も村瀬議員から尾瀬原の例を引いてちよつとお話がありましたが、私はこの公益性の衝突の場合、これは「特別の必要がなければ」というふうに入れてあるのですが、この特別の必要がなければというのは、ただ単に字句だけの問題か、あるいはこれを実際に適用する場合においては、第四条以外一般が収用及び使用のやり方と違うようなやり方をやるのか。
尾瀬沼、尾瀬原の分水も分らなかつたが五万分と睨みながら書いてこれはこういうふうに簡單な結課になつておりますが、こういうふうにして行くと別な行政区画ができる。裏表(太平洋岸と日本海岸)を一括した一つのいわゆる水利行政にしてもいいですね。
次に政府説明員としまして、第一に安本開発課長代理より河川総合開発及び地方計画について、第二に農林省灌漑排水課長より開拓総合開発について、さらに建設省利水課長より河川総合開発計画について説明を聴取いたしましたが、増田委員より奥只見、尾瀬原開発について、文部省厚生省よりの天然記然物たる高山植物の保存並びに国立公園問題との交渉はいかんとの問いに対し、安定本部当局より、文部省当局は尾瀬只見開発審議会より退会
○鈴木憲一君 尾瀬原の視察という話が出たが、それは別に何か決定に至らないのですか。
今日尾瀬沼の問題についてというお話でございましたが、多分尾瀬原の問題だと思いまして、その準備をして参りました。尾瀬沼に関する概略のプリントをお配りしてあります。
「尾瀬原貯水池について。 (1) 尾瀬原の水力発電上の價値。瀬原は只見川の最上流に位する廣大な濕原で、その出口を高い堰堤で締切れば中禪寺湖よりも更に大きい一大人工湖水が現出する。滿水位標高は海抜千四百メートル以上に達するので、その持つ位置のエネルギーは極めて大きく、且つ火力代用として大規模の渇水補給発電を行い得る点で発出上の價値が極めて高い。尾瀬原は我が國発電上の宝庫と言つても過言ではない。
けた天然記念物を保存せねばならないことを説明し、問題の尾瀬は地質上、地形上、植物上、動物上、日本においては勿論、世界においても貴重な学問的、文化的資料であり、一度これを湖底に沈めてしまえば、將來永久に恢復することができないもので、貴重な文化財を故意に破壞すれば、世界の文化界、学界の物笑いの種となること、全國的な電源開発、治水及び灌漑水の計画のための調査には少しも異存がないが、日発案のように、当初から尾瀬原
御承知の通り、只見川は標高一千六百メートルの尾瀬沼に源を発しまして、更に尾瀬原を通り、暫らく新潟縣と福島縣の縣界を流れまして、南会津郡、大沼郡を通り、更に会津盆地に出まして、もろもろの支川を集め、猪苗代湖から流れる日橋川を合せ、更に大川を合せ、阿賀野川となり、新潟縣に入る川でございます。